展示室3

【恐竜ってどんな生き物?】

恐竜の展示を何度も行ってきましたが、一度もこんな話しをしてこなかったことに気がつきました。掲示板でのお問い合わせに答える意味で、わずかですが恐竜がどんな生き物かについての展示会を開きました。
以前に展示しました作品を交えての、総集編的なものになりましたが、太古の昔に生きていた恐竜たちも、やはり生き物だったのです。

恐竜の定義…中生代の陸地を、日常的に立って歩く(4足でも2足でも)爬虫類

つまり、以下の生き物は恐竜ではありません。

       
翼竜                ネッシー(首長竜?)

 

ところで、最近の翼竜がどんな風に描かれているか、ご存知ですか?下に最近の翼竜の図を載せます。
さらに、翼竜は鳥の先祖でもないのです。鳥の先祖にあたる恐竜は後に出てきます。

 


by Donna Braginetz

 

【恐竜の顔に関する新しい発見】

肉食獣と草食獣との顔の違い

現代に生きる動物で、肉食のものと草食のものを比べてみると、目の付いている位置に大きな違いがあることに気が付きます。
馬のような草食の動物は、目が頭の横に、ライオンのような肉食の動物は、目が頭の前に付いています。
それは、草食の動物は、襲ってくる動物を広く見張れるように、肉食の動物は、獲物の動物までの距離感がしっかり測れるように、という理由によるものです。
そして最近、恐竜にも、このことが当てはまるものが、いるらしいことがわかってきました。
次の部屋で、それぞれの恐竜の顔を紹介します。

 

肉食恐竜の顔へ             草食恐竜の顔へ

 

引用:Newton.1990.5、福井県立恐竜博物館展示解説書

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